2024(令和6)年第4回我孫子市議会定例会 市政一般報告
- 市制施行55周年記念事業
- 湖北小学校の体育館について
- 災害予防・初動対策事業
- 排水区の整備
- 消防力の強化
- 国民健康保険制度の運営
- 児童手当の拡充
- 学校給食管理運営事業
- 小中学校施設の維持管理
- 新産業まつり
- ジャパンバードフェスティバル
- 観光振興策の推進
- 都市計画に関する総合調整
- 企業が進出・操業しやすい環境づくり
- 手賀沼遊歩道の再整備
- 鉄道の輸送力と利便性向上
- 住居に関する相談支援
- 地域公共交通維持確保と利便性向上
- 道路の整備・改良
- 下水道管路の整備
- 手賀沼エコマラソン
- 手賀沼チームラン・キッズランうなきちカップ
- 体育施設の管理運営
- 図書館の利用促進
- パートナーシップ・ファミリーシップ届出制度の導入
- 平和事業の推進
- シティプロモーションの推進
- 地域コミュニティ活性化の推進
市制施行55周年記念事業
記念ロゴマークの制作では、市内在住・在学の小中学生から応募いただいたデザイン案の中から、最優秀賞1作品、優秀賞2作品、その他の賞12作品を決定し、10月31日に表彰式を行いました。最優秀賞は、白山中学校3年生の柳 陽菜さんの作品で、このデザインをもとに完成したロゴマークは、表彰式で発表し、11月1日にホームページへ、さらに12月1日号の広報にも掲載することで周知を図り、今後、市制55周年をPRするため、記念事業等で広く活用していきます。
また、55周年記念として、1月1日号の広報に、我孫子市ふるさと大使のナイツ塙さんとの新春対談を掲載するほか、1月19日には、四代目 山遊亭金太郎師匠襲名披露公演「我孫子寿寄席」をアビスタで、2月22日には、塙さんをはじめとした芸人によるお笑いライブをけやきプラザで開催します。
さらに、市民団体等のイベントを冠事業として位置付ける協賛事業の募集を11月から開始しているほか、元日放送の千葉テレビ正月特別番組「わがまちの未来予想図」や、2月頃に発行予定のロケ地マップの制作も進めており、様々な形で市の魅力をPRし、多くの皆様とともに市制55周年をお祝いできるよう取り組んでいきます。
湖北小学校の体育館について
火災により使用することができなくなってしまった湖北小学校体育館を解体するための検討を行ってきました。現在は、工事着手に向けて準備を進めています。今後は、新しい体育館の建設についても協議を進め、少しでも早く子どもたちが利用できるよう努めていきます。
湖北小学校体育館の再建については、多くの方々から励ましなどの温かいお言葉とともに多大な御寄附をいただいています。この場をお借りして御礼申し上げます。誠にありがとうございます。
災害予防・初動対策事業
「あびこハザードマップ」については、いざというときに役立つ総合的な防災冊子として、自然災害に対する事前の備えや、安全な避難方法、避難場所などを、さらにわかりやすくまとめるとともに、土砂災害警戒区域の追加や内水浸水実績図などを最新の情報に更新していきます。
12月中にはホームページにおいて情報を公開するとともに、令和7年2月から冊子の全戸配布を行い、住民の防災対策の強化や円滑な避難に役立てていきます。
また、令和6年度我孫子市総合防災訓練を11月16日に、川村学園女子大学グラウンドで実施しました。今年度の訓練は、千葉市消防局のヘリコプターの協力などもあり、大地震の発生を想定した、多くの防災関係機関との連携訓練を中心に行いました。また、展示・体験コーナーでは、市民の皆様が実際に訓練に参加できる機会を提供しました。当日は、見学の皆様を含め計551人の方に参加いただきました。
今後も、災害時に迅速かつ的確に対応できる公助・共助の能力の向上を図り、災害に強い安全・安心なまちとなるよう努めていきます。
排水区の整備
布佐排水区の整備は、6工区の本体工事について順調に進めており、令和7年2月末の完了を目指します。7工区については、県道千葉竜ケ崎線及び布佐停車場線での埋設物や電線などの支障物移設を実施しています。
柴崎排水区の整備は、3工区の推進工事に伴う用地を取得しました。工事は令和8年2月の完了を目指し進めていきます。
また、内水浸水想定区域図については、近年の気候変動により計画を超える豪雨が頻発していることから、想定し得る最大規模の降雨に対応する市内全域の想定区域図を令和6年度末までに作成し、令和7年度に公表していきます。
我孫子4丁目地区については、シミュレーションの結果、令和5年9月の降雨が今までで一番強い可能性があることがわかりました。今後は、地域住民と連携して浸水を軽減する対策について検討していきます。
消防力の強化
(仮称)湖北消防署庁舎の整備については、現在、新築本体工事及び電気設備工事に着手しています。
工事に際し、近隣住民を対象とした説明会において、工事に伴う振動や騒音対策、現場周辺通学路の確保、工事中の安全対策をはじめ、大型車両の運行ルートや工事車両の駐車、待機場所について説明しました。
これから約2年間の長い工期となりますが、近隣にお住まいの皆様への説明と意見交換を実施しながら、事業を進めていきます。
なお、開署については、令和8年度前半を予定しています。
国民健康保険制度の運営
マイナンバーカードと健康保険証の一体化に伴い、12月2日から、保険証の新規発行は無くなります。
現在、お手元にある保険証は、記載されている有効期限まで利用できますが、転居などで保険証の記載事項が変更となる場合は失効しますので、失効後も医療機関等を受診できるようにマイナ保険証の有無によって「資格情報のお知らせ」または「資格確認書」を交付します。
児童手当の拡充
10月分からの児童手当制度の拡充に合わせ、新たに申請が必要な方の受付を9月から開始しました。9月末までに手続きが完了した方には12月に制度拡充後初めての支給を行います。申請が必要な方には、引き続き周知を行っていきます。
学校給食管理運営事業
現在も、原油価格・物価高騰の学校給食用材料費への影響が続いています。保護者の負担を増やすことなく、安全・安心な学校給食を引き続き提供していくため、現在の補助金を令和7年1月分から3月分まで継続します。
また、10月から精米価格が値上げされたことに伴う増額分も含め、児童・生徒一人あたり、小学校月約1,030円、中学校月約1,460円、総額で約2,680万円を学校給食費に対して補助します。
小中学校施設の維持管理
小中学校の外壁緊急安全点検については、10月に対象校舎等の現地調査を実施しました。現在、詳細な調査結果の取りまとめを行っており、令和7年1月末に完了する予定です。この調査結果を受けて、優先順位が一番高いと想定される湖北台中学校から改修に着手し、その他の小中学校については個別施設計画に反映し、順次改修を実施していきます。
久寺家中学校の外壁対応については、屋上防水とあわせて外壁改修工事設計が完了しました。令和7年4月から改修工事に着手するため、今年度中に事業者の選定を実施することができるよう準備を進めていきます。
また、布佐南小学校の屋内運動場は、老朽化等による雨漏りが頻発している状況から、外壁及び屋根を全面的に改修するため、令和7年4月から改修工事設計を行います。
新産業まつり
我孫子市商工会と新たな担い手である我孫子ライオンズクラブとともに10月6日に新産業まつりを開催しました。当日は、多くの来場者でにぎわい、ダンスチームや和太鼓団体によるパフォーマンス、飲食店や雑貨販売のほか、子ども向けの職業体験のブースでは、警察の鑑識体験やフラワーアレンジメントなどが盛況でした。また、我孫子市民図書館では、移動図書館車を配置し、利用者への貸出や児童のお仕事体験を行い好評でした。
ジャパンバードフェスティバル
11月2日と3日にジャパンバードフェスティバル2024を手賀沼親水広場などで開催しました。
24回目の開催となる今年は、台湾、モンゴル、上海など海外の団体を含む約100団体に出展をいただきました。また、全日本鳥フォトコンテスト講演会や「鳥学講座」をはじめ、船上バードウォッチング、特設ステージでのイベントなど、約40の企画が催されました。
初日はあいにくの雨模様でしたが、2日目は晴天に恵まれ、大勢の方にご来場いただき、盛況のうちに全てのプログラムを終えることができました。今後もジャパンバードフェスティバルをとおして、人と鳥の共存や自然環境の大切さを訴えていきます。
観光振興策の推進
スマートサイクル・自転車観光コンテンツでは、12月1日から、我孫子市として初めてとなるスマートサイクルの運営を開始しました。サイクルポートはけやきプラザとアビスタ、水の館の3つの敷地内に設置し、スマートフォンで予約・決済・返却等の操作をしていただくことにより、年中無休での自転車の貸し出しが可能になります。また、併せて観光ポータルサイトを開設し、市を5つの地域に分けて、それぞれのモデルコースを案内していきます。
農産物直売所アンテナショップ跡地の活用では、9月に観光施設の立地に関する協議基準を改定し、誘導する観光施設の規模や形態・意匠、周辺の住環境への配慮も求めるなど、具体的な基準とする内容としました。
12月2日から農産物直売所アンテナショップ跡地活用事業者の新たな基準による公募を行います。
都市計画に関する総合調整
手賀沼観光施設誘導方針の改定に基づく我孫子新田地区地区計画の変更案について、10月8日開催の都市計画審議会に諮問し、変更案の法定縦覧時に受けた354名の意見書の要旨とそれに対する市の考え方などについて説明し、異存ない旨の答申を受けました。
委員には活発な議論をいただき、この地域に観光施設を誘導する今後の取り組みとして、施設の形態とともに手賀沼周辺の魅力を高める事業内容であるかの見極めや、その際には、市民や地権者等と連携した誘致活動が重要との意見がありました。
地区計画の変更案については、千葉県との協議を経て、11月15日に都市計画の変更決定の告示を行いました。
千葉北西連絡道路については、計画の目的や検討状況などを市民の皆さまに広く知っていただくため、沿線各市でパネル展を実施しています。本市においては、アビイクオーレ1階エントランスホールで10月23日から5日間、また、市役所本庁舎1階ロビーで11月25日から5日間実施しました。
企業が進出・操業しやすい環境づくり
柴崎地区産業用地整備事業については、9月20日付けで大日本土木・マーケットトラスト共同企業体より、事業から撤退する意向が示されました。市としては、産業用地整備に向け、事業継続を要望してきたところですが、共同企業体の意向を踏まえ、事業を休止せざるを得ないと判断しました。今後、締結した協定に基づき、これまで共同企業体が実施した測量設計等の成果物について、継承するための協議を進めていきます。
下ケ戸地区では、土地利用の可能性を探るための進出意向調査を9月末まで実施しました。結果、7者の事業者から回答があり、現在、いただいた回答に基づき、国・県などの関係機関と協議に向けた準備を行っています。今後は、より実現性の高い産業用地の整備手法を検討していきます。
手賀沼遊歩道の再整備
波による護岸の浸食が著しい手賀沼親水広場前の200m区間のうち、約55mの護岸修繕工事に12月から本格的に着手し、令和7年3月中旬の完了を目指し進めていきます。なお、工事期間中は、遊歩道の利用者の安全を確保するため、工事区間内の遊歩道を通行止めにして工事を行いますが、迂回路を設置し、通行に支障がないようにしていきます。利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
鉄道の輸送力と利便性向上
成田線沿線活性化事業では、JR東日本千葉支社と連携し、「駅からハイキング」を、10月25日、26日の2日間、湖北駅から柏駅まで歩くルートで実施しました。全長14.5kmと長いコースでしたが参加者は秋の景色を楽しんでいました。令和7年3月は布佐駅にて実施する予定です。
JR東日本首都圏本部と連携した常磐線沿線活性化事業では、10月11日、12日の2日間にわたり、JR品川駅にて開催された「観光キャラバン」に参加し、我孫子市及び沿線自治体の魅力をPRしてきました。用意したPRパンフレットが全てなくなるなど大変にぎわっていました。
また、常磐線沿線の4区4市と東京藝術大学、JR東日本首都圏本部で構成するJOBANアートライン協議会では、JR東日本の忘れ物傘にペイントを施す「アートアンブレラ」のワークショップを11月2日にジャパンバードフェスティバルにて実施しました。当日は55組の参加者が思い思いの絵を傘に描いて楽しんでいました。今後も、様々なイベントを通して市の魅力をPRし、沿線の活性化に取り組んでいきます。
住居に関する相談支援
平成23年4月から実施している住宅リフォーム補助金の総申請件数は、11月20日時点で2,632件と、多くの方にご活用いただいています。住宅をリフォームして永く住み続けることで、定住化の促進、空き家の発生抑制につながることに加え、市内住宅関連産業の活性化に寄与する事業となっています。今年度の申請受付期間は、令和7年2月10日までとなっていますので、引き続き多くの方に利用していただけるよう周知していきます。
また、移住・定住化策の一環として平成26年度よりスタートした、若い世代の住宅取得補助金は、令和7年3月31日をもって事業を終了しますが、今年度の申請対象となる住宅は、令和6年3月31日までに建物の所有権登記がされたものになりますので、事業終了に向けて、広報、ホームページ、SNSでの情報発信のほか、市内5箇所の駅でお知らせを掲示し、引き続き周知に努めていきます。
地域公共交通維持確保と利便性向上
9月2日から運行を開始した、JR成田線を補完する布佐駅南口と天王台駅北口を結ぶ布佐ルート実証運行バスについては、9月6日付けで42自治会約10,800世帯を対象に意向のアンケート調査を実施し、1,561人から貴重な回答がありました。利用者が降車しているバス停を見ると、天王台駅北口・湖北駅北口・平和台病院前・新木駅前・布佐駅南口が上位5位を占めており、主に駅へのアクセスとして利用していることがわかりました。また、天王台駅からの夜間便を希望する意見もありました。
11月8日から14日の期間では、職員がバスに乗車して、バス利用者のインタビュー調査を実施し、206人の利用者から移動目的・帰りの移動手段などについて貴重なご意見をいただくことができました。
今後は、アンケート調査結果等を参考に、本格運行に向けた運行方法について検討を進めていきます。
また、9月1日から市が経費を補助して運行を継続している、布佐駅南口と新木駅南口を結ぶ平和台線については、バス利用状況の検証を行い、市民ニーズに対応した運行方法の検討を進めていきます。
道路の整備・改良
布佐小学校入口交差点の改良事業については、年度末の完了を目指して、道路拡幅工事を行っています。並木小学校の通学路道路整備については、拡幅に必要な用地の取得に向けて、現在、地権者と用地交渉を行っており、用地取得後、工事に着手する予定です。
公園坂通りの整備については、暫定整備工事の効果を確認するため9月に交通量調査を実施しました。その結果、我孫子駅から手賀沼公園に向かう下り方向の交通量は減少しており、一定の効果はあったものと考えています。
引き続き、「歩きたくなるみち」を目指して検討を進めるとともに、安全対策などの暫定整備を実施していきます。
下水道管路の整備
現在、久寺家地区、下ヶ戸西側地区、湖北駅北口地区の各一部で工事を進めており、久寺家地区は令和7年3月中旬に、下ヶ戸西側地区及び湖北駅北口地区は令和7年2月下旬までに工事の完了を目指しています。
下水道ストックマネジメント事業では、若松地区において、引き続き管路の改築工事を実施し、令和6年度内の完了を目指しています。
手賀沼エコマラソン
10月27日に開催された手賀沼エコマラソンでは、全国から7,731名のランナーに参加いただきました。今大会は、第30回記念大会として5マイルレースを新設し、高校生から大人まで幅広い世代の方々に参加いただきました。
今年も招待選手として、中央学院大学駅伝部にペースメーカーとして参加していただいたほか、スペシャルゲストとしてオリンピアンの新谷仁美選手に参加いただきました。参加したランナーからはトップランナーの走りを間近で見ることができた、と好評をいただきました。
今後も多くの方々にお越しいただけるよう、魅力ある大会づくりに努めていきます。
手賀沼チームラン・キッズランうなきちカップ
11月30日に、手賀沼親水広場で手賀沼チームラン・キッズランうなきちカップを開催しました。親子ラン102組204名、キッズラン51名、チームラン53組402名、マイルラン20名の総勢677名の申込みがありました。
会場では、障害者による和太鼓演奏で大会を盛り上げていただきました。今後も、スポーツを活用した交流人口の拡大、にぎわい創出に取り組んでいきます。
体育施設の管理運営
市民体育館では、現在、老朽化した給排水設備等の更新工事を進めています。工事の完了は、資材の納期遅延のため当初予定より1か月延長となり、令和7年3月中旬となる予定です。工事期間中は市民体育館内のシャワー、トイレ、蛇口などの水の使用と更衣室の使用を休止しています。利用者の皆様にご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
図書館の利用促進
図書館では、いつでも、どこでも、だれでも利用できる電子図書館サービス
を10月から開始し、多くの市民の方にご利用いただいています。11月20日までの電子図書館のログイン数は2,220件でした。
市内の小・中学生には一人ひとりにIDとパスワードを付与して、学校の授業での活用を始めています。また、電子図書館内の「あびこデジタル郷土資料」では、郷土我孫子の学習に役立つ資料をデジタル化しており、我孫子の歴史や手賀沼について知識を深めることができます。
今後は利用実態を踏まえ、電子書籍の追加を検討していきます。
パートナーシップ・ファミリーシップ届出制度の導入
10月16日から11月14日まで、我孫子市パートナーシップ・ファミリーシップ届出制度(案)に対するパブリックコメントを実施し、7人の方から9件のご意見をいただきました。いただいた意見も踏まえ、令和7年1月中の制度導入を目指し、準備を進めていきます。
平和事業の推進
我孫子市平和事業推進市民会議との共催で「平和の集い~我孫子から平和を願う~」を12月1日にけやきプラザホールで開催しました。
第1部では、8月に広島へ派遣された中学生が、現地で学んだことや感じたこと、また平和に関するメッセージについてスライドを交えて発表しました。第2部では、我孫子中学校演劇部の生徒が「戦争を知らない子どもたち」を上演しました。
また、けやきプラザギャラリーでは、11月20日から平和の集い当日まで、広島での派遣中の様子や、市の平和事業の紹介のほか、広島平和記念資料館から借用した原爆パネルの展示を行いました。さらに、アビシルベでは、11月20日から12月9日まで、平和首長会議よりデータ提供のあった、『子どもたちによる“平和なまち”絵画コンテスト』の作品を展示しています。
市内小学校の6年生を対象に、歴代の派遣中学生が、戦争や原爆の恐ろしさ、平和について授業を行う「リレー講座」も、全13校で実施しています。
今後も、若い世代へ平和の尊さをしっかり受け継いでいくため、市民とともに平和事業に取り組んでいきます。
シティプロモーションの推進
転入者の獲得に向けて、10月から令和7年3月まで、国内最大の不動産情報サイト「スーモ」を活用した移住PRを、県内の自治体で初めて展開しています。スーモ関東版の物件トップ画面に、市のシンボル手賀沼などを載せたバナー広告を掲載したほか、スーモにアクセス履歴のある東京圏在住者に向けても、グーグルとヤフーの検索利用時にバナー広告を出して、市の移住情報を掲載しているPRページへ誘導します。PRページでは、電車での都心へのアクセスの良さや手賀沼を中心とした豊かな自然などをアピールしています。本市に関心を持った方が、PRページから直接、市内の物件情報にたどり着けるようにすることで、新たな移住者獲得に繋がることを期待しています。また、フリーペーパー「シティリビング東京」10月25日号に、移住PR広告を掲載して、都内約5,200のオフィスで配布したほか、この広告をもとに「住み替えあびこナビ」と「住み替えあびこナビEAST」を令和7年3月に発行します。さらに、フィルムコミッション事業では、市内の大学生が大学の枠を超えて集まり、25分の短編映画「それでも、夢を。」を制作し、10月のまち活フェスで上映しました。若い世代が今後も活躍の場を広げられるよう、市としても、様々な形でサポートしていきたいと考えています。
地域コミュニティ活性化の推進
新木近隣センターでは、令和7年1月末までの工期で合併浄化槽改修工事を行っています。工事に伴い、給湯室やトイレなどが利用できないため、12月8日から21日までは休館となります。利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。